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2025年 2月 24日 【学科紹介】物理学科編 ~菊地~
皆さん!お久しぶりです!
鶴見校担任助手3年の菊地功太郎です!
今日は国立前期の試験日前日で、受験もラストスパートになってきました!
鶴見校の生徒も最後1日まで、合格確率を1%でも高めるべく努力を続けています!
さて本日ですがタイトルにも載せていたように、私が現在通っている
【理学部 物理学科】
ついて紹介していきたいと思います!
2つのテーマに分けて紹介していくので、自分がやりたいことと学べることを照らし合わせながら閲覧してもらえると嬉しいです!
また他の学部や学科を志望している方も、調べる時にどこの分を注目していくのが良いのかイメージしながら見てもらうと、すぐに行動に移せるのではないかと思います
テーマ➀ 物理学科で主に学べる事
基本的に物理学科では最終的に2つのテーマにそれぞれ分かれます
この2つは「宇宙・素粒子」と「物性」と呼ばれるものになります!
「宇宙・素粒子」
ニュースなどで火星移住計画、ロケット開発、ダークマターなど聞いたことがある単語を研究していたり、その他にも惑星や宇宙の仕組みについて研究などを行っています!
私の身近では、重力の大きさで光の曲がり方が変わることを利用して重力の分布図を作成している方や、惑星探査機を設計してどのように操作や探索を行うのか、宇宙に関わる企業と共同でシュミレーションしている方がいたりします!
他にも星についての研究や、惑星ごとの地質調査等多岐にわたって研究などをしています!
「物性」
名前の通り、物の性質を調べていく学問になります!
私自身もこの分野に進もうと考えていますが、最近のホットなテーマだと半導体や超伝導体などがあります(テレビなどでも聞いたことがある方も多いと思います!)
例えば超伝導体では、一定の温度以下で抵抗がゼロになるという特定の物質にのみ現れる性質などの原理を、ミクロな原子単位で解析していく等が周りの研究としてはあります!
大きく分けて2つですが、その中でも研究のテーマは多岐にわたり自分自身で選べるので、高校の勉強で物理に興味がある方はもっと調べてみても良いかもしれません
テーマ②カリキュラムの大枠紹介
これはどこの理系の学部でも当てはまりますが、基本的なイメージとして
1~3年(前期):研究をするための基礎知識のインプット
3年後期:今までの知識を使って、研究に近い形で演習
4年:知識を基に自分の研究開始
の流れで大学4年間を過ごすことが多いです!
そのため、特に物理を研究したくて大学に入っても最初の2年間はほぼ物理に触れず、物理に触れる武器をそろえるために「数学」を徹底的に学びます。また論文を読むための英語力や、コンピューター解析を行うためのIT知識なども3年生までに学び、研究のための武器をそろえていきます!
下の写真のように私たちの学科では、先に物理にも触れていくために定期的に教室に集まって、自主的に教え合ったり知識を学べる場を作って学習したりしていました!
今回は【物理学科】について大枠を紹介しましたが、大学や教授によって焦点を当てている部分や研究テーマがかなり異なります!
そのためどの学部学科を志望していても、その大学の学部や学科の研究室はどのようなテーマを扱っているのか、どのようなカリキュラムを取っているのか調べ「自分が一番ワクワクする」ものを探究していくと、自ずと志望校や志望校に対しての熱量が上がってきます!
是非積極的に、調べてきましょう!
また校舎でも、定期的に調べる機会や知識を得る機会は用意しているので、困った方はいつでも相談してください!