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2022年 12月 30日 おせち ~宮川~
こんにちは!鶴見校担任助手3年の宮川です!
2022年も残すところ2日間、、、!
あっという間の1年でした。
振り返ればいろんなことがあったなあ~~~、来年も充実した1年にしたいものです👀
さて、今日は少し変わったお話。
皆さん、おせちは毎年食べますか?
最近はおせち離れが徐々に進んでいるようで謎の危機感すら覚えます。
でも確かに美味しくもないし、おせちの具材ってどちらかというと大きな海老とか肉の方に箸が伸びますよね🦐
小さい頃なんて黒豆しか食ってなかったな、、と懐かしの思い出。
ただおせちって各料理に色んな意味がありますよね。
よく親やおじいちゃんおばあちゃんから聞いていた人も多いのではないでしょうか。
・田作り:小さなイワシをごまをつけて煮た?やつです。農業主流だった時代に豊作を願って作られたものです。あの魚、頭から尾までついており始まりから終わりまでを全うするという意味があります。当時イワシを肥料として使った田畑が大豊作になり、それにあやかろうとして同じものを口にしたのが始まりだそうです。
・黒豆:黒く日焼けするほどマメに働けるように、という意味が込められています。農業が主流だった時代は働かないと飢え死に直結する時代だったので働くことにも願いが込められていたんですね、、、
・数の子:子孫繁栄を願った料理。あんなに酸っぱく酢漬けにするのは魚の卵の腐敗を止めるためでもあったそうです。
まあもっとありますが、こんなもんで。
一見、何のために食ってるか分からないおせちは各料理に全部意味があるんです。
そしてそれには各時代背景があり、当時の思惑や技術なんかもすごくよくわかったりする訳です。
皆さんが今やっている勉強・受験という道もそう。
誰かに言われてやっている勉強かもしれない。
もしくは自分で編み出した勉強かもしれない。
何のために大学に行くのか、あまりまだ定まっていないかもしれない。
固まっているかもしれない。
でも自分が走っているその道は誰かが用意してくれたもので。
その道を選ぶことには何らかのメリットや意図、思惑があるんです。
一見ただの滑り止めにしか思えない大学も、何かすごいところがあるし
一見何のためにやっているか分からない勉強も、いつか真価を発揮します。
だから迷わずに突っ走ってください。
「この勉強でいいのかな?」「これで受かるのかな?」「この志望校でいいのかな?」
受験生は勿論、多くの高校生が悩む時期だと思います。
充分に悩んで、あとはやるしかないんです。
何かの選択に悩んだら、是非思い出してみてください。
では、よいお年を。