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2024年 3月 29日 気分が乗らないときの学習法 ~井上~
皆さんこんにちは!鶴見校担任助手の井上です~
さて本日は、
【気分が乗らないときの学習法】というテーマでお送りしたいと思います
というのも最近不安定な天気が続いていますよね
雨が降ったり、寒くなったり、かと思えば急に暖かくなったり、、、
皆さんもご存じのことかと思いますが、
勉強はその日の天気や気分、体調などに影響を受けやすいものです
(実際、晴れの日と比べて雨の日では校舎に登校する受験生の数は減ってきます)
しかし「大学受験」は継続的な努力がものをいう世界。
その日の気分や天候くらいで学習が進まなくなるのは避けたいですよね
ということで、気分が乗らないときでも勉強がはかどる方法を先輩方に学びましょう!
方法その➀『10分間だけ机に向かう』
今回一番おすすめの方法で、即効性があり、「やる気が全く起きない」というときに最適です。
実は、あの河野玄斗(こうのげんと)さんが推奨しているやり方なんです!
これは人間が本来持っている、
「一度始めたことをなかなか止められない(拍手がかかる)」という性質を逆手に取った勉強法で、
私自身も受験期に気分が乗らないときによく活用していました!
また受験生を指導していてよく耳にするのが、
「勉強はやらなきゃいけないのは分かっているけど、机に向かう気になれない」
という言葉。でも実際多くの生徒さんが同じことを思っているはずですよね。
しかしこのようなこと言う生徒さんは実際には「やることを多く見積もりすぎている」と思います。
つまり、勉強はやらなきゃと口では言うものの、
勉強の中身がはっきりしていないがためにやることが多いと錯覚してしまい、
漠然とした焦燥感に駆られてしまうということです。
でも皆さん安心してください!
そういう焦燥感を感じたときは、とりあえずやってみればいいんです。
で、とりあえずやってみれば、やってるうちに頭の中が整理されて、
意外にやるべきことが小さく見えてくるはずなんですよ。
そしてこの「とりあえずやってみる」の目安が、先ほど話した「10分間机に向かう」ということ。
もしかしたら、最初の10分は少し我慢がいるかもしれません。
でも10分経ったときにはおそらく机から離れられなくなっているでしょう!
どうです?少し希望が湧いてきましたか?
方法その②『休みたいなら本気で休む』
これは言いかたを換えれば、休息が必要なときは時間を決めてしっかり休むということ。
部活や習い事が忙しい人にはとくに共通していることかもしれませんが、
勉強をする以前に心と身体がそれを拒否している場合があります。
そんなときに無理に勉強モードに移したところでズルズルと倦怠感を引きずるだけ。
あとに残るのは「今日一日何もできなかった」という後悔だけです。
なのでそんなときはもう休んじゃいましょう!全然っ悪いことじゃないです。
むしろ10分~15分くらいの睡眠・休息は勉強を持続するうえで非常に大切なことなんです。
その代わり、休息をとる前には
①しっかりと時間を決めて、②休息をとった後に「何から始めるか」
まで決めておくことがとても大事なんですよ!
方法その③『音読してみる』
ここに来てまで音読かよ!と思われた方もきっといますね(笑)
ただここで強調したいのは「身体(とくに口)を動かして勉強する」ということ。
勉強というのは普通、目と手を動かしてやるものですね
しかしこれまた研究で分かっているのですが、
人間はより多くの体の部位を動かして何かに取り組んだ方が集中力と記憶力が上がると言われています。
そして体を動かすときにとくに大事なのがそれらを連動させるということ。
これらを勉強に落とし込むと、
ペンを動かして、目で見て、耳で聞いて、口を動かすことができる
音読学習が浮かび上がります。
そして音読学習をしたことのある人なら一度は言われたことあるかもしれませんが、
音読は、「ネイティブの発音・スピードをしっかり聴いて寸分たがわず発音すること」
が何よりも大切なんです。
で、これを実践するには目と耳と口をしっかり連動しなければいけないですよね。
これは先ほど言及した集中力と記憶力を上げる方法に直接つながります。
もしこれでも集中できなければ今度は立って音読してみてください!(笑)
さらに脳みそが刺激されるはずです。
と、まあこのような理由で、
気分が乗らないときに音読をしてみることは有効なんですよ!
本日は、気分が乗らないときに使える3つの方法をお教えいたしました。
もちろん、これらすべてが皆さん全員に効き目があるとは限りませんが、
私を含め大学受験を乗り切ってきた多くの受験生の先輩方が実践してきた方法です。
今日からやってみる価値は大ありですよ~!!
さてここまで読んでいただきありがとうございました!
私としたことがかなりの分量になってしまいましたね、、、
今回お話ししたことが今後の皆さんの受験生活にお役に立てれば幸いです。
それでは次回もお楽しみに ~担当は井上でした~